平行弦のエラールピアノ「モデルトリアノン」と過ごすサロン

ベンジャミン・フリス
しあわせの3つのコインコンサート for KIDS

当サロンにて開催したこちらの公演にも多数ご来場いただきありがとうございました。フリス氏の演奏が平行弦エラールピアノのクリアでストレートな響きと見事に共鳴し、素晴らしいひとときとなりました。

お子さま向けコンサートについてこのように語っていたフリス氏(Twitterより)。

「真剣勝負」の40分は以下のようなプログラムでした。

以前おこなったアレクサンドル・マルクス氏のコンサートhttps://salon-erard.com/concert/2019/12/24/17371/もそうでしたが、「大人が考える子ども用」を作るのではなく、本気で本物を届けようとして下さることにとても感動し、共感します。MCSヤングアーティスツの招聘する音楽家は、音楽へ対する真摯な姿勢がこういうところにも表れていて本当に素晴らしいと毎回感じています。

今回、フリス氏は当サロンに滞在いただき、エラールピアノを大変気に入って下さっていたのも嬉しいことでした。

帰国前に「どうしてあそこにあんな素晴らしいエラールがあるんだ!?」と招聘元にもお尋ねになったとか。

ヨーロッパへ行けばエラールピアノに出会うことはそれほど難しくないでしょうが、ハンマーや弦なども全てオリジナルのままでこれほどしっかり演奏することができるものは本当に珍しいと色々な方から言われます。素晴らしいピアニストが弾いて下さると現代のピアノとは違うこの楽器の魅力が最大限生かされ、それが見事に音楽へ反映されます。そんな幸せな瞬間をこれからもここで持てるよう、大切に維持管理を行なっていきたいと思います。

ご来場くださった方々、そしてこの素敵なコンサートを企画してくださったMCSヤングアーティスツとベンジャミン・フリス氏にも感謝いたします。本当にありがとうございました!